映画「ミザリー」のあらすじ・ネタバレ

ミザリー 映画

人気小説家の熱心なファンの熱狂的な執着を描いたスリラー映画です。

1990年のベストセラー作家スティーブン・キング(Stephen King)の小説を原作にローブライナー(Rob Reiner)監督した作品です。

第63回アカデミー賞、第48回ゴールデン・グローブ賞を受賞し、ホラー映画として人気の映画です。

ミザリーの総合評価

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映画ミザリーのあらすじ!

小説ミザリーの有名作家ポールは、いつものようにロッジにこもって最新作を完成します。原稿を編集者に送ろうと車で下山しますが。途中猛吹雪の中、スリップ事故で両足と片腕を骨折してしまいます。元看護婦のアニーに助けられますが、アニーの自宅に監禁されてしまいます。

ポールは、最終話で主人公を死なせたのですが、熱烈なファンであるアニーには気に入りません。アニーは、ポールに書き直しを命じます。ポールはアニーの狂気に気づき承諾します。そして隙をみて脱出を図りますが、その度に、アニーに連れ戻されます。

ポールが反撃を試みる度に、アニーの狂気も増し、ついに治りかけの両足を再度ハンマーで骨折させられます。アニーに気づき駆けつけた保安官も撃ち殺されます。

ポールは最後の賭けに出ます。完成した原稿をアニーの目の前で燃やします。原稿に飛び付くアニーの頭をタイプライターで殴り、やっとアニーを撃退します。

映画ミザリーの恐怖ポイント5個!

小説家なら絶対にされたくないことをされる

星

原稿にコーヒーをこぼされるなんて序の口です。アニーは、ポールが『ミザリー』の最新作を書き直すためなら何でもやります。怒鳴りもしますし、ケガをして傷んだ脚にも容赦なく攻撃してきます。こんなに自分の書いた結末をけなされるなんて、ポールじゃなくても、小説家なら誰でも嫌がるでしょう。

監禁されつつも脱出を試みる

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アニーは「原稿はどう?」と何回も書くことを催促してきます。それが一か月も続くのです。ポールはあまり劇的な反抗はしませんが、ちょくちょく機会を疑っては脱出を試みます。しかし、ケガ人なので健康なアニー相手には、とてもじゃないですが歯が立ちません。

アニーの『ミザリー』への異様な執着

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ここまで執着する意味はアニーのみぞ知るのでしょうが、彼女にとって『ミザリー』という小説は人生そのもので、かけがえのないものであったということでしょう。自分の好きなものに対しては妥協を許さないアニーの怒りの矛先は、原作者のポールに向けられてしまうのでした。彼女のヒステリックな怒り方は恐怖そのものです。

ポールの状況は絶望的!

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両足骨折に片腕も使えない。逃げ出そうとすると、アニーに注射を打たれます。完全に患者対看護婦の勝ち目のない戦いです。狂気女に介護されながら、無理やり執筆させられる。挙げ句の果ては、再度の両足骨折。ポールが作家でタフガイではない分、脱出も不可能だなと分かります。ポールと一緒に絶望感に浸れます。

どんな時でも諦めるな!

星

残酷タフ女対、大して強くない重症患者。どんなに頑張ってもポールの生還は絶望的です。でも、その状況でポールがどうするのか。最後にポールの選んだ戦法は、作家ならではのアイデアでした。人間、最悪の状況でも決して諦めなければ、何とかなると思わせるラストです。

無料視聴する方法

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(2018年7月1日更新)
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「ミザリー」の恐怖体験を視聴した感想は!

アニーの温かさと卑劣さ

雪山で必死にポールを救うアニーの姿だけを見ていると、この人は温かい人なのだろうなと思ってしまいます。

しかし、その後のシーンで分かることは、彼女は雪山よりも冷たい残虐性を持った女性であることです。可愛らしい少女のような微笑みを向けられても、すぐにヒステリックに怒鳴られて、暴力を振るわれるばかり・・・。

こんなにも温度差の激しいファンを持ってしまったことは、ポールにとって災難そのものだったと感じました。もし自分の好きな作品がおかしな展開になっても、原作者には文句を言えません。

しかし、ストーカー気質のアニーにとっては、原作者を捕らえて脅迫することは容易だったのかもしれません。

「ミザリー」は心理的ショックが大きいかも。

キャシー・ベイツは、美人女優とは言い難いですが、あの優しい微笑みには温かみがあります。それだけに、中盤からのキャシーの豹変ぶりには、心理的ショックです。

この女はどこまでやるのかと観ていると、保安官まで殺害します。特にアニーは殺人歴のある変人だとしても、作家と熱烈なファンの関係を考えさせられます。

ファン心理とはココまでいくのか?と、アニーの狂気を見て思いました。キャラクターを思い通りにしたいというファンの前には、人気作品はもはや作家個人の物ではないのだなと感じました。

映画「ミザリー」の概要

製作年度:1990年
監督:ローブライナー
原作:スティーブン・キング
脚本:ウィリアムゴールドマン
出演:ジェームズ・カーン・キャッシュ・ベイツ
上映時間:104分
発行元:キャッスルロックエンターテイメント・ネルソンエンターテイメント
配給会社:コロンビアピクチャーズ